「非営利任意団体“住所地球えん”がスタートしました。」

 旧六月の村から新たな船出をした「住所地球えん」ですが、任意団体という組織を最初から作ることはいろいろわからないことが多く簡単ではありませんでした。そしてたくさんの人に助けられながら、みんなで協力して進めてきましたが、それはどんなステップをすれば会社が設立されるのかを実践しながら学ぶという点でとても有意義な活動となりました。旧六月の村から引き続き伴走してくれたデロイトトーマツの信澤さんには深く感謝申し上げます。

 そして旧六月の村にボランティアとして参加している側からではよく見えなかった予算・実績のCASH FLOWが透明化され見える化したことは、運営側としてもやりがいを感じられるようになりました。また一度運営スタッフをやめた人たちも何人か戻ってきてくれました。これも大きな力になりました。

 「“住所地球えん”の強みと弱み」

「住所地球えん」は、旧六月の村のシニアのためのオンラインフェスのコンセプトを継承し、ほぼ同じ運営委員での活動ですが、広く名前が知れ渡っていないこともありブランドが確立しておりません。ブランドを構築するには地道に実直に活動を継続していかないといけないと思っております。私たちにとって強みである、参加してくれる人たちが「この活動で元気が出た。」「生きがいを見つけた」「たくさんのことを学べた」など、次のプログラムを心待ちにしてもらえるようこれからも続けていきます。

「2023年に取り組むこと」

 「住所地球えん」のオンラインプログラムの参加者の多くは、旧六月の村の時代から活動に賛同してくれている人達です。この人たちと活動する居心地は、身内のようでほんわかしてとても楽しいのですが、もっと多くの人にこの楽しさを味わってもらいたい、それが2023年に取り組む課題と思っております。残念ながら運営費も賄えないほど収益源がない「住所地球えん」ですが、視聴者だけでなく賛同してくれる会社や自治体とタイアップして、多くの人に元気を届けられる2023年にしていきたいと思っております。

いずる

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