え、本当にそんなことしたの、って思った方もいるだろう。実は、施設の皆様に撮影した動画をご覧になっていただき、臨場感を味わってもらったということなのである。

事の始まりは、施設レクで「紅葉狩り」を中継するという企画依頼が「地球えん+笑顔工房」に来たこと。ドイツは朝6時だし、中継はできないな、と他人事のように考えていたのだが、一か所は映像(写真)や動画にしようと思っているとのこと。中継できなくても、動画なら喜んでいただけるかも、とお引き受けすることに・・・。

まずは、主人と一緒にカメラと三脚を持って、マンハイムの自然保護地区へ。カクカクにならないように、カメラを180度なめらかに回す練習もしたなあ。黄金の秋を感じていただけるような黄金色の葉を求めて歩みを進めた。3時間以上はここにいたような・・・。

これで楽しんでもらえるだろうか、そうだ、ハイデルベルグには登山電車が通っているではないか。車窓から撮影してみよう、別な日に自分のタブレットを持って一人ハイデルベルグに。まずは、ネッカー川沿いの景色から。主人のカメラのように綺麗に取れない。

めげずに、登山電車の乗り場へ。たくさんの人がいたので、撮影できるか不安もあったが、最後尾の車両から撮影できた。電車を乗り換えて、山頂まで行ったが、雲がかかって、下の景色はよく見えなかった。お見せできなくて、残念である。

仕方がない、下りの車窓から撮ってみようか。案外、楽しめるかも。ということで、観光客となり、窓に張り付いて撮影したわけである。

苦労もあったが、秋の景色をより楽しめたし、当日、施設の皆さんにも喜んでいただけたようで、とても嬉しかった。

このような機会を与えてくださった関係者の皆様、司会のはさみ家紙太郎さん、ご支援していただいた「施設レク」メンバーに心から感謝している。

ツァーン玲子

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