2月〜フレーゲビト部レポート〜

ご参加下さった松上聡美さん、牧野ちかこさんのレポートをご紹介します

<松上聡美さんから>

はじめまして!
フレーゲビト部部員、まつうえさとみです。普段は介護士をしています。「天職だな〜ありがたや〜」と毎日楽しく働いています。
ある日スイスのリッチャー美津子部長から、「さとみさんのフレーゲの話を聞きたい」とお声掛け頂き、ドキーン!大好きな人に頼まれたら断れない忠犬のような私、さぁ準備開始です。
なんと1月のフレーゲビト部のスピーカー・メイミさんのポールダンスからダンス繋がりでのご紹介!すごいポールダンスを見せてもらっちゃったので、私もベリーダンスを披露せねば??と努力しましたが、動画コピー出来ませんでしたスミマセン…
あの人の話、この人のフレーゲ。面白エピソード入れたい。笑いは必要…あ、自己紹介もしなくちゃ。仕事の話も?
で、削ったり絞ったりしなあかんのに増えたりして、1歩進んで2歩下がる(笑)
準備が出来て、さぁ本番〜〜
2月、第4金曜の夜に発表させて頂きました。
学生時代に美術工芸しかやってこなかった私が何で介護を始めたのか??キッカケとなったギャル…そしてギャル好きジジイの看取り、施設のほんわか対応、おばあさんがくれた最高の別れの挨拶。
「殺してくれ」と訴える難病の父の在宅介護、地獄のような日々にも終わりが来る。
訪問看護師さんのフレーゲが父から私に届く。
司会のゆきほちゃん、まいちゃん、美津子さんのサポートの中、ルンルン調子に乗って喋り過ぎて、あっという間に時間オーバー!
夜遅くなったにも関わらず参加してくださった皆さんが、温かいコメントをくださり、まとまりのない私の話をメイミさんがわかりやすくまとめてくださり。「私のフレーゲ」を紹介した私がフレーゲされる、そんな時間になりました。まことにありがとうございました。

<牧野ちかこ(会社員)さんから>

今でも時折、聡美さんのお話を思い出します。
誤嚥肺炎を起こしてもいいから、食べたいものを食べさせて下さいと言ったこと。
出たがらないお父様を花見に連れて行ったこと。
お饅頭を枕元に置いてあるおじい様のお写真、桜をバックに嬉しそうな笑顔のお父様のお写真が心に残りました。
介護をしながら、自分のやりたいベリーダンスを学び、子どもにもちゃんと向き合う。
若くても、なかなかできることではありません。離れて住んでいたらなおさらです。
介護が必要になったとき、施設か病院か、それとも自宅か、何より本人の意思を受け止めたいが、自分がどこまで関わることができるのかを考えると選択に迷い、悩みます。
私には、4ケ月間入院している母がいます。
骨折で入院しましたが、全身麻酔の合併症で両声帯麻痺となり、気管切開をしました。
リハビリ病院へ転院できず、今は歩けなくなり認知機能も急激に低下しました。
コロナの影響で面会ができず、近くに居ても県外に住んでいるような距離感があり、両手にミトンを付けているため電話にも出ることができません。
そんな中、聡美さんのお写真を思い出すと、入院中の母を花見に連れて行けるかも知れない、また好きなものを食べることができるかも知れないと、私を励ましてくれます。
そして、後悔ばかりしていた私が少しでも前に進めるように、今、私にとってのフレーゲは、母の思いを聴くことだと思ってます。
参加させていただき、感謝しています。ありがとうございました。

Comments are closed