山さんと『じいじ達の子供時代』をオンラインで音読する会
2025年8月21日、娘と私は、山さんと『じいじ達の子供時代』をオンラインで音読する会
に参加しました。以前も一度参加し、その際は、お風呂を沸かす苦労(薪集めや水くみ、火の番)、わりあて仕事(お手伝いではなく、割り当てられた労働)についての箇所を選びました。
今回は、8月ということもあり、可也さんから戦争体験を聞いたり、山さんにも福井県の状況をうかがう予定でした。
しかし、せっかく年上の方々とお話しするというので、娘が最初に軽く昭和の文化風俗について質問したところ、予想以上の盛り上がり(笑)。
じつは、我々、NHK大河ドラマ再放送「独眼竜政宗」にはまっており、今の一番の推しは、片倉小十郎役の西郷輝彦さんと、政宗の守り役・喜多を演じる竹下景子さん!団塊の世代はよくご存じですよね(笑)。
さらに、昭和について興味津々で「バブル時代」についても質問。これには、建築業界の羽振りの良さを可也さんが教えてくれました。ちなみに山さんは、堅実に福井で過ごされていたそうです。バブル・・・!私は就職氷河期時代のため、バブルは体感できずじまいでした。バブルについては、是非、いろんな方の話を聞いてみたいと個人的に熱望しております。
肝心の『じいじ達の子供時代』の音読は、またお風呂がテーマ。お風呂を沸かすのが大変なので、あまりお風呂に入れず、登校前にお母さんが足などをきれいにしてくれた、という箇所を選びました。2回連続お風呂の箇所を選ぶとは、よほど娘の印象に残ったのでしょう。山さんのお話を聞きながら「毎日お風呂に入れないなんて、無理~」と目を白黒させていました。
終盤は、終戦時、小学生だった可也さんの体験談を聞き、娘は「「戦争体験した人に話聞けるなんてすごいことだー」と満足していました。
こうして、時代や地域をこえて、実際にさまざまな経験をした方々からお話をうかがえる機会は、娘の財産になることでしょう。祖父母以外にも、多くの年上の方々が真剣に話をしてくださり、娘に関わってくださることに感謝しています。
(さとこ)


