「一つの共同体」――日本の祭りに込められた祈り

8月9日から24日まで開催された「夏のこうしえん」。
7つ目のイベントは、勢〆ゆかさんによる「日本人の食と祈り」でした。
「よろしければ司会を……」とお声を掛けていただき、お引き受けすることに。
サポートしてくださった方々をはじめ、皆様に助けていただきながら、なんとか任務を果たすことができ、ほっとしておりました。
そんな中、「できましたら、レポートをお願いできませんか」とのご依頼が……。
というわけで、このようにレポートを書かせていただくことになりました。
ゆかさんは、今年初めて京都の祇園祭に行かれたそうで、そのときの様子なども興味深く聞かせていただきました。
ゆかさんから、「どうして祭りに行くのか、皆さんの意見も聞いてみたい」とのリクエストがありましたが、皆さんは、どうして祭りに行かれますか?
屋台などが出ていて楽しいから、人でにぎわっている雰囲気が好きだから……。中には、祭りが苦手という方もいらっしゃるかもしれません。
祭りの際には神輿を担ぎ、掛け声をかけますが、それ以外の言葉をあまり交わさないのは、余計なことは言わず、一つのことに集中し、気持ちを一つにすることが大切だからなのかもしれませんね。
講義の中で、特に印象に残った言葉に「一つの共同体」という言葉があります。
私は、子どもの頃に見た、朝まで建物の中で同じ踊りを息を合わせて共に踊る「郡上おどり」のことを思い出しました。
あれも「一つの共同体」であったのだな、と感じました。
にぎやかで楽しい祭りもあれば、おごそかに、しっとりと行われる祭りもありますが、その根源には、「祈り奉る(たてまつる)」という思いがあるのでしょう。
日本文化の一つである「祭り」について、さまざまなことを学ぶことができた、貴重な機会となりました。
ゆかさん、そしてサポートしてくださった参加者の皆さん、どうもありがとうございました。
ゆかさんは、10月に開催される「ゆいフェス」にも登壇してくださるとのことです。
皆様、ご都合が合いましたら、ぜひ「ゆいフェス」にもお越しくださいね。
ツァーン玲子


