会津若松 陽だまりの家から~雪の降る夜 キクさんの物語~

「初めて、お泊まりデイを利用されることになったんです」 と、
ボランティアメンバーの鈴木大和さんから私にメッセージが届きました。
六月の村特別企画「キクさんの夢を叶えたい」で知り合った97歳の岸キクさんのお話です。

「いつもは日中しか利用していないデイサービスで初めての泊まり。
利用するのはキクさんだけでスタッフの大和さんと二人か…」
一瞬のうちに昔のケアマネジャーの血が体を駆け巡り、笑。
「じゃあ、私、オンラインでお話しようか?」と返信しました。 え、待てよ、待てよと心の声。
「企画にして他の方々にも会ってもらおう、キクさんとまた会いたい仲間はいるはず!」

こんな時に一番に相談するのは 事務局の安久誠さんと仙波圭子さんです。
自由に私の気の向くままに思いを話しているので 今回も直ぐに叶いました。
まるでパズルが出来上がっていくような速さで!
そうして、急な企画化ではありましたが、ボランティアメンバー参加のおかけで、またそこに一人ひとりの思いが重なり、豊かな時間を過ごせました。

ボランティアメンバーとの日頃からの小さな繋がりで、こんな素敵な大きな幸せを感じさせていただくことができました。
これからも、自分の「感じたこと」を見つめて「仲間」に伝えて六月の村でワクワクするような「コト」をしていきたいと思っています。
「一人ひとりの思いを大切に。 気持ちのアンテナを張り巡らせて…」

スイス在住の看護師・介護士 リッチャー美津子

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