当コミュニティのオンラインイベントで知り合った江戸太神楽師の仙若さんとスイスのヴィルで初対面!の巻
いや〜、初対面だけど、前世から知っているような、不思議な感覚!スイス東方の街ヴィルで9月7日、仙若さんにスイス式ご挨拶(頬を3回寄せる)しちゃいました♡
その後、翌日の日本祭りの宣伝のため、総勢10人ほどで盆踊りを披露したのですが、仙若さんって根っからの江戸太神楽師さん!で見物人を芸に巻き込んですぐにコミュニケーションを成立させちゃう凄さ!
翌日は2回の本番を抱えていらしたのですが、私は仕事で行かれなかったので、以下、ご本人のお言葉を拝借。
「本番では、直前まで問題なかったはずのヘッドセットマイクがトラブルで、音が入らなくなってしまい、一瞬焦りましたが、そもそも、スイスドイツ語も話せず、英語も超ブロークンな私。芸自体も見てお楽しみ頂ける部分も大きいのでとにかく気持ちを込めて演じる事に務めました。太神楽という芸能の面白い所は、「技術を見せる」事ではなく、「技術をお楽しみ頂きながら、そこに”神楽”らしく人々の思いを乗せ、一緒にお楽しみ頂く事」ではないかと個人的には感じています。日本では言葉が通じ、またその言葉の力があるので、声に発すればそれは伝わるのですが、そうでない時は、さすがに少し焦りますが、焦らない胆力が、やはり大切なのかと、今回改めて強く実感致しました。
太神楽はお祝いの意味合いの強い芸なのですが、今回はスイスと日本の国交160周年、そして主催の「日瑞文化協会やまと」さんの10周年でしたので、自然と気持ちも曲芸に乗っかり、お祝いの気持ち満載で拙いながら芸を務めさせて頂きました。
それもある意味、これまで太神楽が継承される中で、先人の方々が磨いて下さった所謂伝統芸能自体の力の賜だと強く実感も致しました」
主催者さんも「仙若さんはものすごーくいい人で何事にも誠実に、真摯に対応していて、人間的にできた方でした」と感動してました。
そんな凄い仙若さん、また当コミュニティでお会いしたいですね!