祈りと食 一瞬何の関係があるのか戸惑うこの二つが、日本人の中で密接につながっていることに気づいたのは、7、8年前でしたでしょうか。その頃、そんな話を誰にしたところで、変なことを言っている人、でしかありませんでした。
しかし研究するほどに私の中での確信は大きくなり、日本人のアイデンティティの根底を形成するものなのではないかとさえ思うようになりました。
こんな私の独りよがりな思い込み?を、定期講座の参加者にお聴きいただき、共感をもらえることは、私にとって何よりの喜びです。
「いただきます」はもちろんのこと、季節ごとの祭り、お盆にお正月、相撲やはては給食係が存在する学校給食まで、私たちの知らないところで、「日本人の食と祈り」は私たちをつなげています。
次回のテーマは相撲。取り組みだけではない相撲の奥深さを、共有できましたらうれしいです。

講座講師 食と祈りのスペシャリスト
勢〆ゆか

「端午の節供ーかってそれは女の祭りだった」

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