「歴史の会」から「未来の日本」へ
歴史が嫌いな方、いませんか?
母は歴史が嫌いでした。
「歴史なんて、誰かが書いたんだから、本当の事なんて分からないもの。勉強する気になれない!」
なんてヘソ曲がりな屁理屈なんだ、と子供心に思いました。
娘も歴史が嫌いです。
「近過去の歴史ならまだいいけど、昔の話に興味ない」
なんて狭い視野の子を育ててしてしまったのか、と親の責任を問いました。
でも、彼女達はもしかしたら正しいのかも知れません。
歴史大好き少年の彩杜君が、毎回資料を作ってくれて、生き証人の話などを聞きながら歴史を学ぶ「歴史の会」に参加するうち、学校で習った歴史や、巷で語られる「常識」も、自分の目で再確認する姿勢が大切なんだと気付かされました。
そうして1年続いた「歴史の会」は、惜しまれながら終了しました。小学生だった彩杜くんは中学生になり、「歴史の会」最長老の可也さんの提案で、今度は渡辺惣樹、茂木誠著「教科書に書けない近現代史」を通して、日本の未来を考える会が発足しました!
月に1回、第3金曜日に全6回の予定で始まる直前、首相襲撃事件が起こり、日本の政治体制等について討論しているうち、1時間はあっという間に過ぎ・・・。その日は特番ということで、次回5月19日(金)20時から本格的に始まります。
歴史嫌いな母と娘を持った私は、歴史は好きでも点数は伸びず・・・。そして政治にはずっと無関心でした。だって、政治って八百長に見えるんだもの・・・。でも、みんなの討論を聞いていると、どんどん面白く見えてきた。
「嫌い」って実は、大切な真実が隠されているのかも知れません。
12歳から88歳、性別も居住国も専門も超えて、皆んなで日本の歴史と未来を考えてみませんか?
そして5月27日の住所地球えん第2回オンラインフェスティバルでは19時20分からの「年齢差76歳可也&彩杜に聞く日本の未来」も覗いて頂ければ嬉しいです!
レポート 歴史の会 司会担当 中東生